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自賠責保険

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とは?
・自動車による人身事故の被害者の方を救済するための保険
・原付を含むすべての自動車に契約することを法律によって義務づけられている強制保険
・支払いできる場合はケガにかかわる人身傷害に限定 (車両損害などの物の損害は対象とならない)
・定額定額化された支払基準が定められており、お支払いできる保険金にも限度額がある

自賠責保険への請求は?
・加害者、被害者のどちらからも請求可能(請求が同時になされた時は、加害者請求が優先される)
※自賠責保険では、事故の過失割合の大小にかかわらず、おケガをされた方を「被害者」、相手の方を「加害者」とする

交通事故が起こった時は自賠責保険を請求する 
・任意保険に加入していれば保険会社に請求すれば、自賠責保険の部分も併せて一括で支払ってくれる
 これを「一括払い」という

任意保険に加入していても、保険会社は動いてはくれない場合

・被害者の過失が大きく、保険金が減額され支払われる金額が自賠責の金額内で収まりそうなとき
・過失割合に関係なく明らかにケガの程度が軽く自賠責の金額内に収まりそうなとき

自ら自賠責保険を請求しなければならならい

被害者請求
加害者が加入している自賠責保険に、被害者が保険金を直接自分に支払ってくれと請求をする(直接請求)
被害者は、加害者の加入する保険会社へ直接請求できる

仮渡し金制度
加害者の方から損害賠償金を受領していない場合で当座の費用にお困りのときに請求できる
緊急に必要とする出費に対して速やかに保険金を支払う
一週間程度

相手が不誠実であったり、賠償金等で折り合いがつかなく示談が成立しないと賠償金は受け取れない
直接相手側の自賠責保険会社に請求できる
被害者請求


加害者請求
加害者側から請求も可能
ただし、すでに加害者が被害者に賠償金を支払っていることが必要

先に支払った賠償金のお金を、自分の自賠責保険の保険金で賄うということ
加害者としては
自分の保険に自分で請求する



自賠責保険は人身事故で発生した治療費 慰謝料 後遺症 などの損害賠償金を支払う保険

自賠責保険の傷害による賠償は、大きく分けて3つ
積極損害(治療費・諸雑費)
休業損害(消極損害)
慰謝料


自賠責基準における損害別の補償額
3つの場合によって支払基準が変わる
・ケガ
・後遺障害
・死亡

ケガによる損害の場合
人身傷害に対して被害者1名につき120万円を上限額として支給
被害者に多少の過失があっても保険金は減額されず支払われる点が自賠責の特徴

後遺障害による損害の場合
3か月~6か月治療すると症状固定とされ後遺障害の重さによって14の等級に認定される
後遺障害の損失は「逸失利益」と「慰謝料」
介護1級 支払限度4,000万円
第1級(支払限度3,000万円)~第14級(支払限度75万円)

事前認定被害者請求にかかわらず、等級認定に不服がある場合は
損害保険料率算出機構に対して異議申し立てを行うことができる

死亡による損害の場合
葬儀費、逸失利益、慰謝料
被害者1名につき3,000万円

交通事故の損害賠償における3つの基準
自賠責保険
多くの事故に対する処理を迅速かつ公平に支払うための簡易な計算方法
法的に妥当な損害賠償額の計算方法ではない

任意基準
各保険会社が過去のデータの積み重ねによって独自に作り出した基準
統計データなので大きな違いはないが、保険会社によって差がある
自賠責基準に会社ごとの独自判断が加わったもの

弁護士基準
弁護士会が発表しており裁判所でも利用される基準
過去の起こった交通事故の判例を重視しており裁判になった場合の賠償額に近い数字
判例は「判例タイムズ」に記載
最も高い損害賠償を請求可能


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